公開日:2022年07月28日
採用にインタラクティブ動画を使う3つのメリット【活用事例付き】
ユーザーに新たな顧客体験を生み出すインタラクティブ動画は採用活動の現場においても非常に有効な手段といえます。
今回はなぜ、採用活動のシーンでインタラクティブ動画が有効なのか、インタラクティブ動画の特性、メリット、そして実際の活用事例も紹介していきます。
インタラクティブ動画とは
インタラクティブ動画とは文字通り対話的、双方向的なやりとりができる動画になります。動画内にタッチポイントを設置し、「クリック」や「タップ」などのアクション要素を盛り込んでおり、ユーザーが能動的に動画に参加できるのが特徴です。
従来の動画は、発信側からユーザー側への情報発信の一方通行が基本でした。
一方でインタラクティブ動画は、動画配信者側とユーザー側が動画を通してコミュニケーションを取ることを可能としました。
インタラクティブ動画の特性についてはこちらの記事でも詳しく紹介しておりますので、是非ご覧ください。
インタラクティブ動画はなぜ採用活動に最適なのか
ここからはインタラクティブ動画がなぜ採用活動と相性が良いのかという話をしていきます。
ポイントは3つあります。
①視聴者視点の動画になる
インタラクティブ動画は求職者である視聴者サイドにタッチポイントといった選択肢を与えることができるため、視聴者の興味や関心に合わせて動画が変化します。
視聴者自身が能動的に知りたい情報を取捨選択できるようになるため、視聴者側、企業側双方にとってお互いに最適な情報をマッチさせることができます。
②エントリーフォームに直結できる
インタラクティブ動画であれば動画内に採用サイトや企業のエントリーページへ遷移できるボタンを設置することができます。動画の視聴により入社意欲が高まった求職者は是非ともエントリーして欲しいですよね。
エントリーフォームへダイレクトに遷移させることは、求職者の遷移プロセスを減らせるため、エントリー数の増加に期待が持てます。
動画を視聴した求職者は企業の理念や文化、業務内容など企業への理解度が高まります。
実際にエントリー後の採用プロセス上でも企業側、求職者側お互いのミスマッチを減らすのに繋がるでしょう。
③視聴者の動向を取得できるため効果検証が可能
インタラクティブ動画は動画内の各アクションポイントのデータを収集することができます。
社長メッセージ、社員インタビュー、仕事内容、福利厚生など求職者がどういった情報を知りたいと思っているのか、どういった経路で各コンテンツを見ているのかということを知ることができます。
このデータにより、エントリーしてくる人材、内定を出した人材はどういった傾向にあるのかを分析することができるようになるため、動画自体の改善にも役立てることができます。
インタラクティブ動画活用事例
ここからは実際に弊社で制作したインタラクティブ動画を採用活動の場で使用している事例をご紹介します。
<株式会社杉野技巧様>
アニメーションベースのインタラクティブ動画です。
建設業界はキャリアパスが見えづらいということもあり、人手不足が課題となっている業界ですが、杉野技巧の動画はキャリアアップコース、独立コースと二つのストーリー分岐があり、入社後のキャリアプランも非常にイメージがしやすくなっています。
<株式会社東宝タクシー様>
タクシー業界を牽引する東宝タクシーの採用動画です。
こちらは収入重視、ライフワーク重視とそれぞれ実際に働く社員インタビューをベースとした動画になっています。
タクシー業界の給与体系は歩合制であるため、実際にどれぐらい稼げるものなのかイメージしづらいものですが、社員の方が正直にどれぐらい稼いでいるのかも語ってくれているので、求職者にとっては自分が希望している収入を叶えられそうか判断できます。
まとめ
いかがでしたか。インタラクティブ動画を採用活動の場で使用すれば、企業側だけでなく、視聴者視点の動画にもなるため、ミスマッチを防ぎつつ、エントリー数を増やすことが可能となります。
まだ、採用活動でインタラクティブ動画を導入していない企業様は是非この際に導入を検討してみてはいかがでしょうか。