公開日:2021年02月08日
アニメーション動画制作の手順と制作前に考えておきたいこととは?
動画制作にあたって事前に用意しておいた方が良いことがあることはご存じでしょうか?
でも、実際に考えるとなったらどんなことを考えたらよいのか分からない・・・といった方も多いかと思います。
今回はそんな方向けに、「動画制作の手順」に沿って動画制作前に考えておきたいことも併せてご紹介させていただきます。
ご対象者様
- 動画制作の手順が知りたい方
- アニメーション動画の作成方法を知りたい方
- 動画制作前に考えておきたいことを知りたい方
この記事の目次
アニメーション動画の制作で必要な項目
アニメーション動画は流れるようにして全体的なストーリーが進んでいきますが、手がける上では全体的な内容の中に含まれている小さな事柄も1つずつじっくりと手がけていく事が大切です。
動画制作の目的や制作内容を決める「お打ち合わせ」やシナリオや構成等を確認する「絵コンテ」も必要ですし、本格的に制作に着手する前段階に行われる「企画」という作業も欠かせません。
また、全ての撮影が終了しても撮影されただけの状態から1つの作品にすべく、編集という作業も最後の段階できっちりと行う必要があります。
こうした4つの項目の他にも世界観に大いに関係する音響やレイアウト、原画や彩色も大切である上に背景やコマ数という6つの事も合わせた合計10個の項目がバランス良く満たされている事が求められます。
アニメーション動画制作の項目
シナリオ・企画案
シナリオとも呼ばれる事例もある企画案は名称通り実際に制作を開始する前に企画を明確にする作業のことを指します。
企画の段階では手がける対象物の全体的な流れや内容をはっきりとする事に限らず、アニメーション動画を通じて訴えかけたい人や、どんな方法でプロモーションしていくかも考える必要があります。
絵コンテ
映像の制作を開始する前段階において今後作っていく作品がどのようなものであるのかを全員で共有したり、途中段階で必要に応じて見直すべく作るのが「絵コンテ」です。
英語における連続という意味から名付けられている段階であるが故に、実際に完成する動画のように一連の流れが示されている設計図である様子が特徴的です。
描くのは監督もしくは演出家である事例が多いものの、専門的に着手するスタッフが手がける事例もありますが、大切なのは上手に描く事よりもわかりやすく描く事です。
編集
企画やシナリオに沿った動画にすべく、素材を活かして「編集」を行います。
絵コンテに沿ってカットを当てはめていけば完成しますが、目にした者が自然に楽しめるようにすべく編集は大切な工程です。
そのため、場合によっては絵コンテの時に比べて長さや順番が変更される事こともあります。
動画制作依頼前にここだけは自分で考えておきたいポイント
とりあえず動画を作成してしまって、実際に「動画への満足度は動画からの集客がほとんどできていない。」「映像の効率的な活用の仕方など自社に合うものが分からない。」といったお声を制作後にいただくことがあります。
出典:ビデオファクトリー運営会社ファインズ調べ
そのため、動画制作依頼前には下記2点の項目について事前に考えておくと、動画制作ならびに制作後の活用もスムーズに進むかと思われますのでご参考いただけましたら幸いです。
- 制作する前の段階での目的をきちんと決めること
- 戦略・活用方法を明確にする
制作する前の段階での目的をきちんと決めること
目的とは、「集客」「採用」「サービス・会社紹介」など動画の使用目的だけではなく、実際に動画を見た「どのフェーズのユーザー」に「どう変わっていただきたいのか」が重要です。
(例)英会話教室の場合
どのフェーズのユーザー:自社の事業を知らない、英語を習い始めたい方
どう変わっていただきたいのか:自社の事業を知っていただき、検討いただく
上記が決まると、動画制作の目的としては、「自社の事業を知らない、英語を習い始めたい方に自社の事業を知っていただき、検討いただく」という目的の動画を制作するということが決まります。
戦略・活用方法を明確にする
加えて、考えておきたいものとしては、「戦略・活用方法」です。
ここでいう「戦略・活用方法」とは、「ユーザーへの見せ方」になります。
Webサイトを使用するのか、動画プラットフォームを使用するのか、このユーザーがどんな人なのかによって「届け方」が変わってくるからです。
この部分では、①の「どのフェーズのユーザー」に付随して「誰が」「どのツールで」という部分を考えると良いでしょう。
「誰が」の部分では、在住地域や趣味・家族構成なども具体的に決めておくとなお良いと思います。
「どのツールで」の部分では、ツールを使用する頻度なども決めておくと良いでしょう。
ここまで決まっていれば、動画の構成やBGM・セリフなどは制作会社に任せる・一緒に考えるということがスムーズにできるかと思います。
動画制作の費用について
まとめ
いかがでしたでしょうか。
動画制作は初めてで制作会社に任せたいといった方向けの参考になりましたら幸いです。
Videoクラウドでは動画制作について、企画・シナリオ作成・動画撮影・制作までワンストップでお手伝いさせていただいております。
また、Videoクラウドではインタラクティブ動画という「触れる(さわれる)動画」の制作も承っております。
動画自体に「触れる要素(インタラクティブ要素)」を追加した「インタラクティブ動画」にすることで、お問い合わせフォームへ直接遷移させたり、インタラクティブ動画から直接コンバージョンを取ることも可能です。
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