アニメーション動画4種類と制作メリットを比較!

みなさんはふだんWeb広告等で見ているそのアニメーションが「どのアニメーション動画」に分類されているかご存じですか?

今回は、そんなアニメーション動画の分類と動画制作におけるメリットをそれぞれ上げさせていただきます。

ご対象者様

  1. 動画制作でアニメーションを検討されている方
  2. アニメーション動画の種類を知りたい方
  3. アニメーション動画のメリットを知りたい方

アニメーション動画の種類の前に・・・

アニメーション動画とは何か、をまずは知りたい!という方は下記コラムにてご紹介しておりますので、ぜひご参考ください。

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【ビジネス向け】アニメーション動画の事例とメリットまとめました。

アニメーション動画4種類を比較

アニメーション動画を4種類に絞ってご紹介させていただきます。

今回ご紹介させていただくのは、下記の4種類です。

  • セルアニメ
  • 3DCGアニメ
  • ストップモーション
  • モーショングラフィックス

それぞれ見ていきましょう。

アニメーション動画の種類① セルアニメ

セルアニメとは、その名のとおりセル画を使用したアニメを指します。

デジタル的な制作技術が発展するにつれて少なくなってきましたが、アナログならではの良さがあるということで根強いファンが少なくありません。

セルアニメ

セルアニメのメリット

メリット①温かさが伝わる

コンピュータではなく人の手で描かれているので、テレビやスマホなどの画面越しであっても温かさが伝わりやすいのが特徴です。

制作開始から完成まで時間がかかりやすいという問題もありますが、その分だけアニメーターの意気込みが十分に伝わってくるという人も多いです。

メリット②アニメーターの画力が大きく影響する

たとえば線の太さや滑らかさは、熟練のスキルがあってこそ素晴らしいものになるのです。

そういう意味ではアートに近いものがあるため、まるで芸術作品を見ているような感覚で楽しめる作品もあります。

言葉で表現しにくい雰囲気や感情を表現したい場合に向いていることが多く、繊細なストーリーの作品との相性は抜群です。

そのため、子どもの情操教育に使えそうなアニメでよく使われる傾向があります。

作画ごとにばらつきが出やすい一方で、デジタルでは生み出せないような奇跡的な作画が誕生することも珍しくありません。

アニメーション動画の種類② 3DCGアニメ

3DCGアニメとは、3DCGを用いて作られたアニメーションのことです。

1990年代の後半から3DCGの技術は急激に高まり、2000年になるとパソコンを使って制作できるという人が増えてきました。

アニメ業界にもその波は一気に押し寄せることになり、多くの3DCGアニメが生み出されることになったのです。

3DCGアニメ

3DCGアニメのメリット

メリット①滑らかなタッチで表現しやすい

この手法のメリットは、立体感のある映像を滑らかなタッチで描写できることです。

コンピュータを用いて制作するので、手書きと比べて線の太さや濃さが均一になります。

クオリティが場面ごとに異なることもなく、安心して最後まで見ていられることも特徴です。

実写と見間違えるほどのリアリティのある映像を制作することも不可能ではありません。

メリット②修正がしやすい

2つ目のメリットは修正が容易であることです。

3DCGアニメはリアリティのある映像が多い分、ミスがあると普通のアニメよりも目立ってしまいます。

しかし、ミスを見つけたらパソコンを操作してすぐに直せるので問題はありません。

セル画のように書き直す必要がなく、該当するパーツを調整するだけで完了します。

そのため、トラブルによって完成が遅れるような事態にはなりにくいです。これからもデジタル技術の発展とともにクオリティは上がっていきます。

アニメーション動画の種類③ ストップモーション

ストップモーションとは、静止している対象物を少しずつ動かしながら撮影した画像をつなぎ合わせる技術です。

1コマ単位で動かすので撮影にはとても時間がかかります。

粘土を使うクレイアニメが有名ですが、他にも紙アニメや人形アニメのように多くのバリエーションがあります。

ストップモーション

ストップモーションのメリット

メリット①視聴者の印象に残りやすい

ストップモーションは、セルアニメや3DCGと比較すると、少しぎこちなく感じることが多いかもしれません。

しかし、それが視聴者の印象に残りやすいというメリットにつながっています。

他のアニメと違って実写が基本であるため、本来は動くはずのないものが動くことを見ることになるのです。

たとえば、粘度が勝手に変形したり人形が歩いたりしているように感じられます。インパクトの大きさに目を付けて、動画や広告に使用する企業も少なくありません。

メリット②親近感を持ちやすい

コミカルな作品が多く、親近感を持ってもらいやすいこともメリットのひとつです。

一般的に子ども向けの作品が多く、言葉が分からない年齢でも引きつけられる魅力があります。

そのため、3DCGアニメでもあえてストップモーションのような演出をしている作品もあります。

大人にもファンがたくさんおり、動画投稿サイトに自作のストップモーション作品をアップしている人もたくさんいます。

古い映像手法であるにもかかわらず、廃れることなく文化として定着している状態です。

アニメーション動画の種類④ モーショングラフィックス

モーショングラフィックスとは、イラストや写真などを音楽とともに動かす映像作品です。

それだけでアニメ全体を作ることは少ないですが、特定のシーンで効果的に取り入れられるケースは珍しくありません。

モーショングラフィックス

モーショングラフィックスのメリット

メリット①情報を簡潔に伝えやすい

動画自体に動きがあるので目に留まりやすいものとなりますが、ピンポイントで狙いどおりの情報を伝えられることです。

単純に文字や写真を表示しても、それらをしっかり見てもらえる保証はありません。

モーショングラフィックスであれば、それらに動きを付けることで、自然と視線を集めやすくなります。

人間は動くものを目で追う習性があるので、それを利用してメッセージを効率よく伝えやられるということです。

短時間で目的を遂げやすいため、Web広告に用いられるケースが増えています。

メリット②制作コストが比較的安価

市販の動画編集ソフトはもちろんですが、フリーウェアのなかにも手軽に作れるものが存在します。

スマートフォンのアプリとしても登場し、中学生や小学生でも簡単に作れるようになりました。

多くの種類があるため、いろいろと試しながら自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。

最初はフリーウェアで練習して、本格的に作りたくなったら高性能なソフトを買うというステップアップも可能です。

Videoクラウドのおすすめ「アニメーション動画」は・・・?

アニメーション動画の種類はお判りいただけましたでしょうか?

では、そのアニメーション動画が自社に合っているのだろうと思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで、Videoクラウドでおすすめしたいのはモーショングラフィックスです。

上記モーショングラフィックスのメリットでもお伝えしましたが、目を引くだけでなく動画自体に「触れる要素(インタラクティブ要素)」を追加した「インタラクティブ動画」にすることで、より没頭して動画を視聴いただくことができます。

「インタラクティブ動画」とは、動画に「触る」ことで、「疑似体験」ができるものとなります。

実際に「インタラクティブ動画」を体験してみたい方はこちら

https://videocloud.jp/service/xr-extension/

また、Videoクラウドでは動画の企画立案から、動画撮影・制作までワンストップで行っております。

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