海外のインタラクティブ動画事情はどうなっているのか?

ご対象者様

 

  1. 海外では最新の広告はどうなっているのか知りたい方
  2. 海外のインタラクティブ動画事情はどうなっているのか知りたい方
  3. インタラクティブ動画の海外の実例が知りたい方

インタラクティブ動画とは?海外と日本との普及の差は?

インタラクティブ動画とは、「触れる」動画のことです。

見る人が自由に触って、ゲーム感覚で動画を操作できるのが特徴で、日本では当社が手掛けたテレビ東京様などの例のほか、千趣会(ベルメゾンネット)でも使われた例があります。

海外と日本の普及の差は、googleトレンドで「Interactive video」と日本語の「インタラクティブ動画」の検索数を見ても分かります。

Googleトレンド

Googleトレンド

「インタラクティブ動画」という言葉の日本の検索数は、海外の「Interactive video」という言葉の検索数に比べると10分の1以下で、相当少ないのがおわかりいただけると思います。

インタラクティブ動画の基礎知識はこちら

インタラクティブ動画のメリット、主な機能、活用方法などをご紹介しています。

海外のインタラクティブ動画の事例

1.米国トヨタ

動画出典:http://www.raptmedia.com/customers/toyota-4runner-interactive-video-choose-your-wild/

インタラクティブ動画をうまく使っているのは、外国でも日系企業でも見られます。
例えば、米国トヨタではこんなインタラクティブ動画をやっています。

この動画は、四輪駆動車「トヨタ4RUNNER」の動画ですが、
クリックするといきなりテレビを見ている人の頭の映像から…

インタラクティブ動画事例 人の頭
「 あれ?人の頭? 」

インタラクティブ動画事例 二択
「 『私は活動が好きだ』『私はカウチポテトだ』の二択に誘導されます。 」

インタラクティブ動画事例 車の鍵
「 『活動好き』を選択すると主人公はクルマの鍵を取り、外へ出てクルマへ乗ります。 」

「活動好き」を選択すれば主人公は家の外に出て車に乗り、そこで「岩山に行く」「川に行く」「山に行く」の三択が表示されて、
四輪駆動車が岩だらけの山道などをスリップすることなしに登っていく映像に誘導され、
自分があたかも車を運転しているかのような体験が味わえます。

インタラクティブ動画事例 三択
「 三択の画面。真ん中の『川を渡る』を選ぶと… 」

インタラクティブ動画事例 洗い越し
「 道の上を流れる川の上をクルマで走る、迫力の『洗い越し』! 」

いわゆる「酷道」的な道の洗い越し(道の上を流れる川の上を車で走る)、山道を疾駆する四輪駆動など迫力ある映像が楽しめる上、車の性能についての説明が随所で入り、クルマ好き、日本でも一定のファン層がいる「酷道マニア」にはたまらない動画になっています。

日本のクルマ雑誌でもしばしば山道を走る企画があり、美しい日本の自然の中、険しい道を駆けるクルマの勇姿がよく紙面を飾りますが、インタラクティブ動画化には向いていると思います。別にクルマだけではなく、観光案内やグルメにも使えそうですね。

2.ファッションブランドMANGO

トヨタの事例は流石に天下のグローバル企業、手の混んだもので楽しませてくれますが、海外のインタラクティブ動画で実はもっと多いのはもっとわかりやすいものです。
ドラマ仕立てのCM動画で、モデルが着ている服をクリックするとその服の通販ページに飛ぶ、というシンプルな動きです。

インタラクティブ動画事例 アイコン小
「 動画の『手提げ袋』のアイコンをクリックすると… 」

インタラクティブ動画事例 アイコン大
「 アイコンが大きくなり… 」

インタラクティブ動画事例 購入サイト
「 その服を購入できる通販サイトへ飛べます。 」

「この服いいなー」と思っても、いざ後で記憶をたどって検索してみると「あれっ、どんなんだっけ…青いジャケットだったっけ?あれ、形が違う…」ということは誰しも経験があるのではないでしょうか?
CM動画を見てその服をクリックしてすぐに通販ページに行けば、こういう苦労もしなくてすみ、販売業者側も取りこぼしがなくなるわけです。

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