【今更聞けないSNS広告の基礎】TikTok動画広告って何が良いの?

はじめに

TikTokは10代の若者を中心に流行った媒体ですが、若者たちが楽しむ様子がテレビ番組の企画などで放送され、中高年のタレントなどが挑戦するようになって、幅広い世代に少しずつ浸透を見せています。
全力〇〇シリーズなどが注目を集めてユーザーが増加している中、2019年1月9日には広告主をサポートするTikTok Adsというサービスもでき、動画広告の需要も高まっています。

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TikTokの媒体特徴

TikTokの動画広告は広告を最後まで視聴せずに飛ばすことができる一方で、ユーザー投稿動画と同じようなイメージで制作することで、広告とは気付かれずにユーザーの心を掴むこともできるのが特徴です。
ユーザーに見てもらえるTikTok広告を制作するには、ユーザーにとって面白いと思わせ、かつ、ユーザーに新たな価値を与えるものであることがポイントです。
さらに2019年1月9日にはTikTok Adsがサービスをスタートさせ、広告配信プラットフォームが一新されました。
精度の高いユーザー属性へのターゲティングが可能で、年齢や性別、地域(都道府県別)やOSなど、詳細なターゲティング設定ができます。
また、視聴コンテンツに合わせた広告配信ができ、独自のアルゴリズムによる目標CPAに合わせた入札が可能です。
簡単に動画広告を作成できるツールも提供されるので、広告制作費用や制作にかける時間も抑えられます。
TikTokへ動画広告を配信するメリットとしては、5秒~15秒の動画広告をスマートフォンのフルスクリーンで表示できること、ユーザーによる広告の拡散が期待できること、ユーザーが音楽や音声などの音を楽しむ環境で視聴しているため、音による訴求がしやすいことが挙げられます。

TikTok広告の料金形式

TikTok広告は動画広告の中では費用が高めです。
アプリ起動画面広告は1日1社限定で、アプリ起動時に全画面でアピールができます。
料金は600万円で、1,000回表示当たりのCPM3,000円、想定IMPは2,000,000回となっています。
インフィード広告はアプリ起動後のページ上に表示される広告です。
毎日1企業だけでインフィード広告のトップに表示できるOne Day Maxと、1日4企業限定で最初の60ビデオ内に広告を見せられるBrand Premiumが用意されています。
金額は640万円、CPMは4,000円、想定IMPは1,600,000回/日です。
費用は高めですが、企業数が限定され、ほぼ独占状態で配信ができるため、致し方ないのかもしれません。
テレビCMに比べれば低コストに抑えられ、成果の高さの面でコストパフォーマンスには優れています。
ハッシュタグチャレンジは、ハッシュタグを用いて特定のテーマで動画投稿を促す広告スタイルです。
多くのユーザーに動画投稿に参加してもらうことで、エンゲージメントを高めることができます。
下のアイコン左から2つ目のDiscovery pageのTOPにバナーを出せるのも魅力です。
金額は800万円または2,000万円で、チャレンジ誘導補助がどの程度あるかで変わります。

こんな場合はTikTokの動画広告がオススメ

動画でイメージを与えやすい新しいゲームソフトやオンラインゲームの広告や、若い世代やネットユーザーに需要が高い美容系やアルバイト系、賃貸不動産などの動画広告に選ばれています。
なお、TikTok Adsのサービスでは若者にリスクがあるようなギャンブルや金融系、サプリメントや医薬品などの広告は禁止されているので注意が必要です。
人気のスタイルは企業キャンペーンのハッシュタグが付けられたハッシュタグチャレンジで、企業のアイディアが乏しかったとしても、TikTokerが拡散してくれます。
人気度の高いTikTokerを探して起用することができれば、より影響力が高まる効果的な宣伝が可能です。
ユーザーに人気のTikTokerが企業の商品を使ってネタをやったり、企業のCMソングなどに合わせて踊っていたりする姿を見ることで、企業や商品への印象がアップして販促につながります。
TikTokで大流行している「全力◯◯はじめるよ」のフレーズと企業のイメージソングやキャッチコピーを掛け合わせた動画広告も話題を集めています。
TikTokプラットフォームを意識したプロモーションを展開すると効果的です。

まとめ

TikTokは10代の若者で人気になったのを皮切りに、テレビメディアでの取り上げ効果もあり、世代を超えてじわじわとユーザーが増えています。
TikTok独特の世界観や人気のシリーズを活用した面白い動画広告を制作することで、ユーザーに反響がある宣伝をすることが可能となります。

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