Facebook動画広告って何が良いの?

はじめに

日々インターネットに触れていて、Facebookの動画広告を見たことのない人はほとんどいないでしょう。
それもそのはず、Facebookの動画広告は急成長しており、売上や集客に直結する広告として世界中の企業が活用しています。
気になるのは、Facebook動画広告はいったい何がそこまで良いのかという点です。
すでにスタンダードとなりつつあるFacebook動画広告の特徴やポイントについて解説します。

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Facebookの媒体特徴

まずFacebookの媒体としての特徴ですが、何よりユーザー数のカウントやターゲティングの精度が高く、ビジネスユースに最も優れた使い勝手が挙げられます。
SNSの中で考えても企業の多くが積極的に活用しているのがFacebookで、スマートフォンの普及に伴いこの流れはさらに加速しています。
Facebookは個人の情報を詳細に登録できることから、必然的にその情報を活用することでターゲティングは非常に高い精度となります。
例えば、有力なユーザー情報としては、年齢や性別はもちろんのこと、居住地域や職業、役職に至るまでビジネス情報も知ることができます。
その人の交際ステータスやファミリー構成などについても、本人が公示するものであればあらゆる情報を得ることができるでしょう。
Facebookにはほとんどの人が本名や事実を入力するため、本当に広告と親和性の高いユーザーに当てることが可能なのです。
これがほかのSNSであれば、まず年齢や性別を偽る人が多いほか、1人でいくつものアカウントを持ちコントロールしているユーザーも多くいます。
そうした中身のないユーザーアカウントをターゲティングしても、効果を得ることはできません。
また、ユーザーのFacebook上での行動を分析すれば、その人の興味のありそうなことを推測することもできます。
つまり、ユーザー自身が興味や関心を持っていると公示しなくても、実際の行動から広告との親和性を探り配信することも可能です。
質の高いターゲティング配信こそ広告の費用対効果を高める手法ですが、カスタムオーディエンス配信ほど最適なターゲティング手法はないでしょう。
カスタムオーディエンス配信とは、ユーザーリストから属性の近いユーザーを探し出して広告を配信する方法です。
例えば、訪問したサイト、CVした情報、いいねをした実績などからリストアップし、その中から属性の近いユーザーを探すことができます。
おそらく、今までほかのターゲティングで思うような成果が出なかった人でも、噓のように結果を出すことができるでしょう。

Facebook広告の料金形式

Facebook広告の課金には基本的に2種類あり、クリック課金とインプレッション課金とがあります。
クリック課金はリスティング広告と同じで、クリックに対して料金が発生する仕組みです。
近年では無駄クリックによる費用を抑えるためにインプレッション課金制度を利用する広告主も多くなりました。
1,000回表示で単価の支払いがあり、クリックは多くなればなるほど単価が安くなる計算です。
ほかにもアプリをインストールするごとの課金、「いいね!」が押されるごとの課金、投稿やシェアなどに応じた課金、動画再生ごとの課金などがあります。
広告掲載する際は広告ごとに予算を設定し、掲載期間を通じて全体で予算を均等に消化できるようにします。
また、予算は掲載で消化する予定の金額であり、消化金額は 予算内で使用された金額を指します。
つまり、予算を設定しても実際に支払う金額がそれになるとは限らず、広告枠を1本いくらで購入する、といった形式ではないことを認識しておきましょう。
価格設定は入札価格とパフォーマンスからオークションシステムでのインプレッション数で決まります。
自動決済にすると一定金額を消化した時点で自動的に請求、手動決済にすると事前に資金をプールしておき、掲載の事実とともに1日に1回まで料金が差し引かれる形式となります。

こんな場合はFacebookの動画広告がオススメ

それではFacebookの動画広告が向くのはどんなケースでしょうか。
まずマーケティングにおいて、自社製品を広くユーザーに知ってもらうフェーズでは高い効果が期待できます。
親和性が高い可能性のあるユーザーに広告を表示し、ブランディングを行いたいときにはオススメです。
また、より多くのユーザーに広告を見せることで製品理解を促進し、購入を検討させるフェーズでも利用価値が高いでしょう。
ほかには、広告を見たユーザーをリンク先に誘導したり、広告主に対するエンゲージメントを増加させたりするのにも適しています。
アプリのインストール促進、動画の再生数増加などにも活用できます。
製品を実際に購入してもらうフェーズでは、会員登録や資料請求などのコンバージョンの増加促進もできます。
実店舗を持つ広告主であれば、閲覧したユーザーを店舗やイベントへ集客するのにも適した広告です。

まとめ

Facebookは実名を登録するという意味において、本人性が非常に高いのが一番の特徴です。
広告を見せたい相手に、見せたい内容の動画を確実に届けられる期待が大きいのが、広告主にとって何よりの魅力でしょう。
動画広告マーケティングを成功させるカギは、親和性の高い内容を届けることです。
Facebook動画広告はこの意味において、他のメディアにはないアドバンテージがあると言えます。

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