公開日:2019年10月31日
インリード広告とは?特徴と利用する際のポイントを解説
注目度の高いTwitterやInstagramなどのSNSに広告を出したいと考えている法人・企業や個人の方も多いのではないかと思います。
現在、各SNSに掲載されている広告にはいくつかの種類がありますが、ここではインリード広告と呼ばれる形式について詳しく紹介していきます。
インリード広告とは
インリード広告はコンテンツとコンテンツの間に表示される形式の動画広告のことです。
同じような形式にはインフィード広告と呼ばれるものもありますが、インフィード広告がテキスト主体であるのに対して、インリード広告は動画フォーマットとして配信されるのが違いです。
また、広告のある場所までスクロールされると、ユーザーの意思に関係なく自動的に動画が再生されるのも大きな特徴と言えるでしょう。
動画フォーマットとして配信されるので、広告表示が他の広告に比べて目につきやすいことも特徴です。
また、動画の特徴でもあるストーリー展開の仕方が豊富となるので、広告を視聴している方に感情移入をさせて見せることができるようになります。
インリード広告は、広告が画面に表示されたタイミングで動画の再生がスタートがするため、すべてのユーザーにコンテンツ冒頭から見せることができ、
一般的なバナー広告などと違いインリード広告では掲載面上のコンテンツと同じサイズで掲載面を占有できるため、視認率とインタラクション率が高く、
画像では伝えにくい自社商品やサービスの魅力をユーザーに伝えることができます。
よく一緒に比較されるのは「インバナー広告」「インストリーム広告」「オーバーレイ広告」を知りたい方は下記をご参考ください。
インリード広告のメリット
では、他の動画広告と比較して、インリード広告のメリットはどこにあるのでしょうか?
メリット
- ユーザーとの親和性の高さ
- 広告枠が表示されると広告が始まる
- 表示領域を大きく取ることができる
1.ユーザーとの親和性の高さ
インリード広告のメリットの1つは、ユーザーとの親和性の高さです。
動画広告の中には画面のトップやボトムに絶えず表示されるタイプのものがありますが、
このような形式だとメインのコンテンツの視聴に邪魔になることがあります。
これでは、せっかく広告を出したにもかかわらずユーザーの反感を買ってしまうリスクがあります。
プッシュ型で強制的に動画を視聴させようとする従来の動画広告と違い、インリード広告はメインコンテンツを損なうことがないため
ユーザーが不快な思いをすることが比較的少ない形式と言えるでしょう。
2.広告枠が表示されると広告が始まる
冒頭でもご説明させていただきましたように、広告のある場所までスクロールされて初めて
自動的に動画が再生されるので、広告がずっとついて回ることがなく、
ユーザーファーストな広告と言えます。
広告を見てもらえる機会が少なくなるのではないか?と思っている方もいらっしゃる
3.表示領域を大きく取ることができる
インリード広告はバナー広告と違って動画がメインコンテンツ欄に表示されるため、
表示領域を大きく取ることができるというのも大きなメリットとなります。
バナー広告のようにサイトの端っこに小さく表示されるのではなく、
あたかもメインコンテンツの一部のように動画広告を表示させることができるので、
ユーザーへの視認性が高く訴求効果という面では非常に大きなものがあります。
訴求効果の高さという面では、広告動画を冒頭部分から見てもらえるというのもインリード広告の大きなメリットです。
すでに説明したように、インリード広告では広告動画が配置された場所までスクロールされてはじめて動画が再生されます。
そのため、特に物語性の高い動画広告では最初から最後まで通してユーザーに見てもらうことが期待できます。
インリード広告のデメリット
では、一方でインリード広告のデメリットにはどのようなものがあるでしょうか。
デメリット
- 動画広告が必ず再生されるわけではない
- 勝手に動画広告が再生されてしまう
1.動画広告が必ず再生されるわけではない
1つは、動画広告が必ず再生されるわけではないということです。
インリード広告の最大の特徴は動画広告が挿入されている場所までユーザーがページをスクロールして
はじめて動画再生がスタートするという点にあります。
しかし、そこまでスクロールされずに別のページに移動されてしまうと
ユーザーに視聴してもらうことができなくなってしまいます。
2.勝手に動画広告が再生されてしまう
他の広告形式に比べてメインコンテンツとの親和性が高くストレスが少ないとは言っても、
自動で広告動画が再生されてしまうことに対して不満を感じるユーザーが一定数いるのも事実です。
インリード広告を利用できる媒体
インリード広告はさまざまなニュースサイトや大手のSNSで用いられています。
SNSやニュースサイトは1日に何度も閲覧する人が多いので、強制的にポップアップ画面が表示されて
動画が表示されるような広告は「うざい」と思われてユーザー離れにもつながるリスクがあります。
コンテンツになじんで違和感が少ないインリード広告が多用されるのには、そういったことを避ける意味合いが強くあるでしょう。
インリード広告を出稿して見たいけれどどうしたら良いかわからないというケースも多いでしょう。
インリード広告に特化した動画プラットフォームとしてはTeads(ティーズ)があります。
こちらの会社は日本の大手企業ともつながりが強く、月間8.5億インプレッションという大規模ネットワークを構築しています。
また、国内の企業ではソネット・メディア・ネットワークスの提供するロジカドというサービスも人気があります。
インリード広告について不明や疑問な点があれば、一度相談してみるのも良いでしょう。
インリード広告で動画を使うときのポイント
動画を使用するインリード広告はテキスト広告に比べて非常に多くの情報をユーザーに提供することができ、広告の認知度や理解度も高くなるという調査結果も出ています。
広告の理解度や認知度が高くなれば当然ながら訴求効果も大きくなるため非常に魅力的な広告の形式と言えるでしょう。
ただし、動画で広告を制作することになればテキスト広告やバナー広告と違って動画の撮影や編集についてのスキルが求められます。
そのようなスキルがない場合は専門の業者に依頼することになるわけですが、そのような業者を利用すれば相応のコストが求められます。
また、動画の冒頭部分でユーザーの興味をしっかりと掴まないと最後まで見てもらえませんので、
クリエイターなどを使って高いクオリティの動画を制作することも必要になってきます。
そうなるとさらにコストが問題となってくるでしょう。
インリード広告特有の情報量の多さを最大限に生かすためにも、しっかりとしたクオリティを維持することがポイントとなります。
まとめ
インリード広告はSNSとの親和性が高い最新の動画広告形式として注目されています。
動画を最初から見てもらうことができるため、ユーザーが興味を持つようなストーリー性の豊富な動画を掲載することができれば、高い訴求効果を得ることができるのも魅力です。
コスト面での注意が必要ですが、スマホとの相性も良く、今後さらに拡大していく手法と言えるでしょう。
実写動画・アニメーション動画・マンガ動画・インタラクティブ動画など、幅広い動画作成が可能です。
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