動画を広告で出すだけはもう終わり!12の効果を測れる動画とは?前編

動画広告を流し始めたけれど、効果がどれくらい出てるのか分かりづらい・・・と感じたことはありませんか?

せっかくコストをかけて作った動画も効果が見えないと意味がないですよね。
今回は動画広告の効果測定が行える主なツールと着目すべき指標を解説いたします。

ご対象者様

  1. 動画を使って効果測定をしたい方
  2. データ分析をしてもっと動画を活用したい方
  3. 動画を持っているけれど、活用の仕方がイマイチ分からない方
  4. 動画をうまく使えているのか分からない方

動画を流して終わり!はもう終わり!!!

Web動画の大きな価値の1つは、リアルタイムで効果を見ることができ、すぐに改善策につなげられるという点にあります。

近年は、YouTubeやFacebook・Instagramなど、動画の効果測定ツールが強化されており、無料でも動画を通じて様々なデータを集めることが可能になってきています。

動画広告やWebサイト等に動画を掲載して展開される動画マーケティングにおける主な効果測定ツールとしては下記があげられます。

YouTubeアナリティクス

YoutTubeにあげている動画の総再生時間、トラフィック ソース、ユーザー層などのさまざまなレポートを見ることができます。

出典:YouTubeアナリティクス

Facebookページインサイト

Facebookページのいいね!の推移、投稿の反応、ユーザーの属性などを確認できます。

出典:Facebookページインサイト

Instagramインサイト

Instagramをビジネスプロフィールで登録していれば利用でき、「アクティビティ」「コンテンツ」「オーディエンス」などのカテゴリに分かれています。

出典:Instagramインサイト

動画の「主な」効果測定項目は?

効果測定をする際に使えるツールは上記にてご紹介させていただきました。

では、そのツールを使って効果測定をする際はどの項目を特に注意してみる必要があるのでしょうか。下記に4項目挙げさせていただきます。

1.再生回数

どれだけ動画が視聴されたかを把握できる、最もわかりやすい指標

YouTube等では、アナリティクスを開かなくても再生回数を把握することができるので、再生回数だけは常にチェックしている、というマーケティング担当者も多いのではないでしょうか。

ただし、プラットフォームによって再生回数のカウント方法(同じユーザーの再生の場合1カウントにするか否か等)が異なる場合があります。

そのため、異なるプラットフォームでの再生回数は比較が難しい場合がありますので注意が必要です。

2.完再生率

実際にその動画が再生された回数のうち最後まで視聴された割合を表す指標

動画が掲載されたページに訪れたユーザーが、実際にどれぐらい視聴したかを表す「再生率」と合わせて見ていく必要のあるデータでもあります。

再生率が低い場合は、ユーザーが動画掲載ページを訪問しているものの、「動画の掲載位置が分かりにくい」「興味を惹き付けるサムネイルではない」などが考えられ、完再生率が低い場合は、せっかく動画を視聴開始してもらえたが、動画の内容自体が視聴者のニーズに沿わなかった為に最後まで再生されなかったと考えられます。

3.視聴維持率

動画に対する視聴者の関心レベルの高さを表す指標

視聴維持率は、◯秒地点で何割の人が視聴継続していたかがパーセンテージで表されます。

たとえば、再生回数が1万回を超えていても、ほとんどの人が最初の3秒で離脱している場合、動画の内容はきちんと伝わっていないと考えられます。

動画の内容理解やエンゲージメントを重視するコンテンツでは、この視聴維持率がKPIのひとつとなります。

また、ほとんどの場合10~30秒単位での離脱を見ることしか出来ないので、コンテンツなのか視聴時間の経過によるものなのかを判断するのが難しい場合があります。

4.インプレッション数

Webの画面上に動画の表示が1秒以上された回数

表示時間は、一瞬表示されたらカウントされるわけではなく、パソコンやスマートフォンの画面に1秒以上表示されるごとに1カウントされます。

インフィード広告で1秒以上表示された際のカウント例

インフィード広告で1秒以上表示された際のカウント例

ただし、10秒間表示されたとしてもカウントは1です。

また、カウントされるためにはサムネイルの50%以上が表示されている必要があります。

通常の「動画」では測れない動画の効果分析をするには?

インタラクティブ動画を使うのがおすすめです!

インタラクティブ動画でレポートとして統計の取れるデータ一覧

  1. トータル視聴回数
  2. ユニーク視聴数
  3. トータルインタラクション数
  4. ポップアップ表示回数
  5. リンククリック数
  6. 視聴完遂数
  7. タグ別計測
  8. 滞在率の推移
  9. 視聴率の推移
  10. 参照元
  11. 平均視聴時間
  12. OS・ブラウザ

それぞれのデータ解説については後編にてご紹介させていただきます。

まとめ

動画広告の効果を測定する際にどの項目で分析したらいいかなども後編でご紹介させていただきます。

動画広告をお考えの方の参考となれば幸いです。

インタラクティブ動画の事例もご用意させていただいておりますので、ぜひご覧ください。

実際に「インタラクティブ動画」を体験してみたい方はこちら

そのほか、動画制作に関するお問い合わせもお気軽にご相談ください。

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